人と比べてはいけない理由

こんにちは。

 

今日はなぜ人と比べてはいけないかについて書いていこうと思います。

 

突然ですが人類の歴史について簡単に振り返りましょう。

 

狩猟時代は木や石器を使って狩りや採集をすることにより食料を得ていました。

食料を得ることができなければ死んでしまうという環境でした。

まさしくサバイバルです。

 

農耕革命が起こり、人類は作物の成長をコントロールすることができるようになりました。

これにより計画的に食料を得ることができ、狩猟時代と比較して生存が安定しました。

しかし、生活が楽になるわけではありませんでした。

人口が増加し、消費量が増えたのでそれを満たせるように生産を行わなくてはなりませんでした。

よって人口のほとんどが農業従事者でした。

 

次に産業革命が起き、化学変化の力を利用することで動力を得ました。

これにより、これまで第一次産業(農業、漁業など)従事者が人口の9割を占めていたのですが、第二次産業(工業)という選択肢ができました。

また、これまで人力や牛などの動物を使って行われていた農業が、機械によって行われるようになったことで食料の生産性は大幅に向上します。

生産量が大幅に増加したことにより、人類は生存という点において大きな余力を得ることができました。

 

技術が発達してきて物質的に満たされてくると次は第三次産業が発達してきます。

現在日本では約70%の人が第三次産業に従事しています。

果たして第三次産業とはなんなのでしょうか?

例を挙げると、

金融、保険、通信、広告、メディア、美容院、小売、飲食店、、、、

数え切れないくらいあります。

しかも今の時代であれば自分の能力と努力次第で付く職業を選ぶことも可能なのです。

 

まとめると、

狩猟時代は狩りと採集

農耕時代はこれに加えて農業

工業時代は新たに工業

という選択肢ができていきました。

しかし、依然として自分の意思とは関係なく職業につく人が大半でした。

そこでの優劣とはいかに効率よく作業ができるか、力が強いかなどで決まっていました。

 

同じような職業についている人ばかりなので比較の軸が明確であったのです。

 

現代は多くの選択肢があります。

その中で人と比べることに意味はあるのでしょうか。

 

自分の好きなこと、生き方と向き合うのが幸せへの道のように思えます。