仕事とは人類への借金返済
こんにちは。
今回は仕事の捉え方について考えていきます。
仕事と聞いてどんなことを思い浮かべますか?
アルバイト、事務作業、営業のような具体的な仕事内容。
きつい、やりたくない、生きるためには仕方がない。
もしかしたら、楽しい、やりがいを感じるという人もいると思います。
今回は大きな枠組みで考えていきます。
時を遡り、狩猟時代に戻ります。
人は狩りや採集を行い食べ物を得ていました。
生まれて間もない赤子は親に食料を与えてもらっていましたが、歩けるようになるとすぐに採集などを手伝います。
農耕時代も赤子の頃は親に食料を与えてもらい、少し大きくなると農業を手伝いました。
この頃は人類の9割が農業や漁業などの第一次産業に従事していました。
基本的には人は生きるために必要な食料を自分で作っていました。
これがこの頃の仕事です。
工業革命が起こると、機械の力を使えるようになり、これまで人力(牛なども)で行なっていた仕事が効率化されました。
これまでより少ない労働量で仕事が賄えるので働かなくて良い人ができると思われましたがそうではありませんでした。
より高度な技術を使用する人が必要になりました。
これにより高度な教育が必要となりました。
農耕時代はほとんどの人が5歳ごろから働いていたのが、大人になるまで学校に通い高度な教育を受ける人が現れたのです。
そしてその人たちは教育によって高度な技術を開発、使用し、より大きな価値を人類にもたらしていきました。
そして、現代ではほとんどの人が義務教育で20歳位ごろまで学校に通います。
理由は2つあり、
・人類に学生を賄えるだけの十分な食料余剰ができたこと
・仕事に高度な技術が求められるため教育が必要になったこと
があります。
学生のうちに得た知識や技術で社会に出てから仕事をしていきます。
教育とは社会に出てから十分仕事ができるように社会から投資されているということです。
教育のあり方については色々議論されることはありますがそれについてはまた書いていこうと思います。