内容が易しい新書は意味がないのか?

こんにちは。

 

本屋の入り口に自己啓発本が置かれていますね。

 

「人生を変える12の法則!」

「好きなことだけやりなさい」

「高校生でもわかる〇〇学」

 

みたいなやつです。

 

世間では

あんなもの役に立たない、当たり前のことしか書いていない、洋書などの骨のあるものを読んだ方がいいという人もたくさんいます。

 

果たしてそうなのでしょうか。

 

それは本を読む人の段階によると思います。

 

読書をする習慣がない人がいます。

この人はあまり活字慣れしていないので、いきなり骨太な本を読もうとしても確実に挫折してしまいます。

このような人はまずは読みやすい本から入ることで活字に慣れた方が良いでしょう。

そして、読書の意義をみつけ、もっと深く学びたいと思うようになったら徐々に骨太な本に移行していけば良いでしょう。

 

意味がないという人は、既に読書習慣があり思考が超えている人、もしくは全く本を読まないから否定している人のどちらかです。

 

まずは読みやすい本を読んでいくことで、ピンと来る考え方に出会えると思います。

 

また、新たな分野について学ぶときも易しい本から入るのが良いでしょう。

 

いきなり専門書を読んでしまうと基本的な用語などでいちいち引っかかってしまいストレスとなります。

また全体観を把握していた方が理解しやすいです。

そのために先に易しい本で全体観をつかんでおくのが良いでしょう。

 

以上の理由から易しい本は読むべき人にとっては意味があるということでした。

 

しかし時間がなくなってくるとどうしても限られた冊数しか読めないということになります。

そうなると易しい本を読むよりも内容の濃いものを読んだ方が時間を有意義に使えるという考えもあります。

 

僕も徐々にそちらに移行してきています。

読みたい本が無限にある中で時間は有限だから優先順位をつけるとどうしても骨太の本を読もうと思ってしまいます。